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リスク細分型に…@自動車保険のお勉強

リスク細分型自動車保険

リスク細分型とは、性別、年齢、地域、使用目的、走行距離といったリスクをより細かく分析し、それぞれのリスク度に見合った保険料格差を付けてゆく自動車保険のこと。

自動車保険は、自動車保険料率算定会が定める保険料率を使用することが義務づけられていたため、損保各社の保険料、補償内容はほぼ横並びでした。規制緩和によって1997年にリスク細分型が認可されて、アメリカンホームが発売して以降、98年に保険料率が自由化され、その後、この商品が各社から登場しました。

保険業法施行規則によれば

  1. 年齢
  2. 性別
  3. 運転歴
  4. 使用目的
  5. 使用状況(年間走行距離など)
  6. 車種
  7. 安全装備(エアバッグ・ABS・衝突安全ボディなど)
  8. 所有台数
  9. 地域

この9つのリスク要因で保険料に差をつけてもよいことになっています。免許取りたての兄ちゃんがスポーツカーを乗るのには、大打撃ですよね。

とりあえずおっさん車に乗って等級を稼いでからスポーツカーじゃ遅すぎるし、おっさんがスポーツカーに乗ることになっちゃうよね。

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料率クラス(車両料率クラス)

リスク細分型による車両のランク付け。「修理費が高い車」「事故を起こしやすい車」「盗まれやすい車」は、保険会社が事あるごとに保険金を多く支払わなければならないので、その分保険料を多く支払ってもらおうというものです。反対にそれ以外の車は、事故の起きる確立も低いし事故が起きても支払いが少ないので保険料を安くしましょう、、、ってことの基本の数値です。

1〜9クラスまであって、1が安くて9が高い。

この車両料率クラスは、その車(車種・グレード)の時価やその年の事故率にを見て、1年ごとに更新されてます。

とにかくスポーツカーや高額な輸入車は、この数値も高いです。

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