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中古車の程度の見分け方のひとつで、前のオーナーがどのように乗っていたかがあります。オークションで仕入れた中古車は、基本的には前のオーナーは解りません。反対に下取車の場合、前のオーナーがそのお店の客だったら、その車はそこの店で納車した可能性が高くなります。
営業マンの口癖で、
「前のオーナーさんが大事に乗られていた車です!!」
とか・・・
「うちで面倒見ていた車ですので程度は抜群です!!」
みたいな事を言われますが、オークションで仕入れた車でも関係なく言う営業マンもいます。
もし本当にその店で面倒見ていた車なら車両カルテや記録簿が残っているはず。嘘っぽいときは、それらを確認しましょう。
営業マンとの会話の中で
「大丈夫です!」
とか・・・
「任せてください!」
の言葉ですが、何でもかんでも
「大丈夫です!!!」
と連発するお店は大丈夫じゃないです。
納車整備や保証に関して
「任せてください!!!」
ばかりを連発する店は任せてはいけません。
中古車に大丈夫はないですし、値引きをしても尚且つ整備も任してくださいは在りえません。中古車ですので多少の傷んでいる部分は存在します。その車の不具合を指摘してくれた上での「大丈夫です!」や、納車サービスで整備できる部分と別途必要な部分を分けた上での「任せてください!」なら信用してもいいでしょう。
あるお客さんが、雑誌に載っている店頭価格30万円の中古車を見に行きました。
エンジンを掛けると
『ボッボボッ!ボッボボッ!』・・・
少し調子が悪いようです。
ベルト関係も傷んでいるようです。
ブレーキパッドも交換が必要のようです。
店の人が言いました。
『半額の15万円でOKです!』
客が聞きました。
『エンジンの調整とか消耗品の交換はして頂けるんですか?』
店の人が言いました。
『もちろんです! 悪い所はバッチリ直します。任してくださいっ!』・・・
その客は思いました。
『30万円が15万円になって、整備もばっちりする言うても、そんな費用どこから出るんだろう???お店の儲けはどこにあるの???・・・』
冷静なお客は、その店より値段の高いお店で買いました。
インターネットや情報雑誌で、『むちゃくちゃ安い!!!』金額を目にします。「そんな値段やったらオークションに行かずにそこで仕入れるわ〜」みたいな値段です。
雑誌で見て安かったので車を見に行きました。程度もよく特に問題もなさそうなので頭金を入れて契約しました。
さあ、今日が納車日です。待ちに待った愛車の登場です。高ぶる気持ちを抑えて家で待っていると・・・
『ピンポーン!』
おぉぉ〜 やっときたぜ!!!
しかし、そこには契約したときに見た『ピッカピカの車』ではなく、違うヤレ〜っとした車だった・・・
なんて話を聞いたことがあります。結局、無理やり買わされてそうです。