ファミリーカーって?
ファミリーカーの定義は時代ごとに変わってくるでしょうが、
今の時代の筆頭は【ミニバン】。
サイズも揃って大・中・小。これほど使い勝手のいい車はないでしょう。
便利さとカッコ良さ
車の本来の値打ちは【便利さ】
それが時代とともに【カッコ良さ】を求められて、2シーターやクーペやカブリオレなど、お洒落な車へと進化した。その間、職人車のバンやライトバンというものも別のジャンルで進化した。人や荷物を運ぶのに最適なこのジャンルの車が、ステーションワゴン時代に一般ユーザーに浸透してきて、その便利さを感じてミニバンブームが生まれた。
この“ミニバンブーム”。一度乗るとその便利さの虜に。一過性のブームじゃなくて、当分は続くでしょうね。車の本来の値打ちは【便利さ】なのですから・・・
カッコ良さの落とし穴
【カッコ良さ】ってのは車の性能のひとつで「デザイン性」ですが、ミニバンってのは基本的には1.5ボックスです。この1.5ボックスに3ボックスに負けないデザインを施すのって無理があるような・・・
乗ってみてわかること
- Aピラー
- ミニバンは、車全体を見ればルーフが大きい。このルーフを支えるのがピラーと呼ばれるもの。とくにデザインに影響しそうに思うのがAピラーの傾斜。デザイン無視で単純な箱でよければ傾斜は必要ないのでしょうが・・・。
ルーフが大きいため傾斜をつけようと思えば太くする必要があり、補助として三角窓的なデザインにもなり、このAピラー部分が運転手に邪魔になるのです。この邪魔ってのは死角のことで危険なんですよ。
普通のセダンタイプにから乗り換える人には違和感があるかも・・・。
試乗は大事ですよ。
- トランクルーム
- ミニバンってセダンタイプに比べて大きく見えるのですが、本当はそんなに大きくないのです。セダンから乗り換えたひとが車検証の寸法を見て「前のより小さいじゃん!」って。
そんな車に3列シートなんてしてるからトランクルームなんて狭いものです。カタログを見てるとシートアレンジでいろいろと出来ますが、あんなこといちいちやってられないのがほとんどの人。