中古車購入の秘訣!輸入車編

モデルイヤーって?@中古車購入の秘訣!輸入車編

あなたの車あたらしそうだねっ! 何年式?

そう聞かれたら普通は、自動車検査証の初年度登録に書いてある登録年を答えるのが普通ですね。中古車雑誌を見ても、年式は必ず記載されているはずです。せっかく買うのだから1年でも新しいほうがいいでしょう。新車を買うときも、正月に乗りたいけど12月に買っちゃうと翌月の1月になったら1年落ちになっちゃうのがいやで、1月になってから登録する人もいらっしゃいます。

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登録年式とは

自動車の登録年式とは、自動車検査証の初年度登録欄に記載されている年で、その車に始めてナンバープレートが付いた時です。メーカーの工場で生産された自動車を最初に誰かが買った日と思ってください。

国産車の場合、ほとんどこの初年度登録をその自動車の年式として考えますが、輸入車の場合は、初年度登録ではなくモデル年式をその自動車の年式として表記しています。最近は、モデルイヤーではなく国産車と同様に初年度登録で表記されてきていますが、プライスボードの記載や雑誌の掲載で

“平成12年式 ベンツ Eクラス アバンギャルド”と記載するより
“2000Model Mercedes-Benz E320 AVANTGARDE”
と記載したほうがかっこいいでしょ!

それでココからがポイントですが、平成12年と2000年は和暦と西暦の記載方法の違いであって同じ年になりまから、この2つのベンツは共に平成12年式かというとそうでない場合があります。

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秋ごろから翌年モデルが出てくる輸入車

輸入車のほとんどが、秋ごろになるとニューイヤーモデルを発売します。ですから“2000Model Mercedes-Benz E320 AVANTGARDE”は平成11年(1999年)の秋ごろから12月にかけて購入されていた可能性があるのです。国産車で言う平成11年式のベンツになります。なんか1年損した気分ですね!

これが輸入車のモデル年式の簡単な説明です。

1994年以降、メルセデス・ジャパンがモデルイヤー制度を廃止してからBMWなどもモデルイヤーの呼び方は表向きはしていませんが、会話の中ではやっぱり出てきます。

モデル年式の確認はシリアルナンバーで

メーカーによっては、シリアルナンバーでモデル年式が解ります。シリアル番号とは、国産車で言う車台番号のことでVINコードとも呼ばれます。自動車検査証か車両に記載されています。並行車の場合、ヨーロッパ車は、特別古い車両以外は車台番号も自動車検査証の番号も同じになっていますが、アメ車は自動車検査証記載番号が職権打刻になり、シリアルナンバーはフロントガラス下部に記載があり外側から確認できます。

例えばVWゴルフの場合、“WVWZZZ”から始まる17桁の番号があります。その10桁目のがモデル年式です。ポルシェやボルボやアメ車なんかも同じです。始まりの記号や番号は違いますが、最初から呼んで10桁目がモデル年式記号になります。ベンツやBMWなど10桁目の記号では解らないメーカーもあります。

[K→'89] [L→'90] [M→'91] [N→'92] [P→'93] [R→'94] [S→'95] [T→'96] [V→'97] [W→'98] [X→'99] [Y→'00] [1→'01] [2→'02] [3→'03] [4→'04]

みたいな感じです。